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国内オンラインフィットネス市場、2025年に前年比18%成長で1,200億円規模へ

国内オンラインフィットネス市場、2025年に前年比18%成長で1,200億円規模へ

矢野経済研究所が発表した最新レポートによると、日本国内のオンラインフィットネス市場は2025年に前年比18.3%増の1,200億円規模に達する見通しだ。コロナ禍で急拡大した同市場は、アフターコロナ期においても成長を維持しており、特にAIパーソナライズ機能を搭載したサブスクリプションサービスが高い継続率を記録している。調査対象となった主要10社のうち7社が、AI活用による顧客維持率向上を報告。平均継続期間は7.8か月と、従来型フィットネスクラブの会員継続率を上回る水準となっている。市場関係者は「オンラインとリアル店舗のハイブリッドモデルが今後の主流になる」と予測している。背景には、ウェアラブルデバイスの普及とデータ連携の進展があり、利用者の運動履歴や生体データを活用したパーソナライズドコンテンツの提供が標準化しつつある。

メディア 日本経済新聞
著者 山田花子
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